「第24話 必見!Mr.さかいの正体〜前編〜」というタイトルで始まりました。
う〜ん、見逃した回もあったので、「必見!」ときましたね。見れてよかった。
川沿いの、土手に連なる階段のあたりのいつもの場所に腰をおろし、優子が考え込んでいます。
「う〜ん、このキーホルダーはたしか?・・・・」
と言って、Mr.さかいキーホルダーをつまんで、顔の前にさげます。そして前のことを回想します。
「さっき売店で買ったの。私とおそろいよ」
「ありがとう、優子さん」
という場面です。
「なのにどうしてMr.さかいが?・・・」
と首をかしげる優子です。そしてまた回想。
「では、さらば」
「あ・・・」
カランと音がして、キーホルダーを落としてMr.さかいが走り去る場面です。
優子が突然立ち上がって叫びます。
「ま、まさかあの大輔さんが〜〜?」
と言ってキーホルダーを顔の高さにつまみ上げたまま、カメラ目線で首をかしげました。
場面かわって、オコゲ軍団アジト喫茶店JITTERS(ジェトリス)です。
ちなみに、初めの頃ぼくはジェトリスとは読めず、ジッターズだと思ってました。それはさておき。
え〜、オコゲ総帥とコゲコゲラーがミーティングをしています。
透明なふたを通してストローがさされた、オレンジジュース入りの透明なカップをトンとテーブルに置いて、オコゲ総帥が語りかけます。
「なあ、コゲコゲラー」
「なんですか、オコゲ総帥」
「なんで大輔は優子に、自分がMr.さかいって知られたくないんやろ?」
とぼくも持っていた疑問を口にします。コゲコゲラーが
「優子はMr.さかいが好きなんだから、言っちゃった方がいい!コゲ」
とコブシを振って力説します。ぼくもそう思うんだけど。
するとオコゲ総帥は、手をポンと打って
「あ、ええこと考えた。大輔が優子の前で変身せなあかんようにしたったらええやん」
と言います。
「そ、そんなことができる?コゲ」
と言うコゲコゲラーに、顔を近づけ耳のそばに手をかざして
「あんなぁ、ごにょごにょ、ごにょごにょ」
とささやきました。あ、ほんとに、「ごにょごにょ」とそのまま言ってました。まっ、いいけどね。
「あっ、グフッ、みみが感じる、コゲ」
とちょっと、身をよじるコゲコゲラーでした。コゲコゲラーは、あの和田アキ子さんと同じく耳が弱いようです。関係ないけどねっ。
場面かわって大輔が、優子とデートした公園の舗装された場所に、四つん這いになって落としたキーホルダーを探しています。
「おっかしいなあ、たしかこのあたりで・・・」
ここでナレーション。
「落としたキーホルダーを必死で探す坂井大輔。彼こそが焼肉ヒーローMr.さかいなのだ」
とはいります。
四つん這いの大輔の顔の前に、上からすっとMr.さかいキーホルダーがおりてきます。
「はい、大輔さん」
と言ったその声は優子でした。
「あ、優子さん。どうしてこれを?」
と言う大輔に
「ついに坂井大輔の正体が明らかに。はたしてどうなる、Mr.さかい」
とナレーションがはいり、Mr.さかいが電動スクーターで走る映像がちょっと流れて、つづくとなりました。
次回って、もしかして最終回!?はたしてどうなる、Mr.さかい。とぼくもつい思ってしまいました。
それでは、また。
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