「第１７話 意外！Ｍｒ．さかいの弱点〜後編〜」というタイトルから始まりました。
坂井大輔が、腕をクロスして開き、
「焼肉、ヒーロー、ミスター、さかい！！」
と叫んで、ミスターさかいに変身しようとしますが、うまく変身できません。
「あ、あれ！？」
と、とまどう大輔に
「坂井大輔は、おこらないとミスターさかいに変身できないのだ」
と、ナレーションが流れます。
ここまでが、先週の繰り返しです。
よろこぶオコゲ総帥とコゲコゲラーです。
「さすがのミスターさかいには、かなわへんけど」
とオコゲ総帥が言うと、コゲコゲラーが
「へなちょこ大輔なら、楽勝コゲ！」
と言い放ちます。へなちょこ呼ばわりされた大輔が
「へ、へなちょこだと〜、も〜頭にきたっ！」
と、髪をかきむしって怒ります。
そして再び腕をクロスして開き
「焼肉、ヒーロー、ミスター、さかい！！」
と叫びます。すると今度はうまくミスターさかいに変身できました。
ここでナレーション。
「コゲコゲラーのよけいな一言が、焼肉ヒーローミスターさかいに変身させたのだ」
とはいります。
「サンキュー、コゲコゲラー」
と言うミスターさかいに対し、コゲコゲラーは両手で口を押さえ
「く、くちが滑った、コゲ」
と嘆き、次に頭をかかえました。
オコゲ総帥は、
「おこらせたらあかんやん」
と言って、手のひらの裏側でコゲコゲラーのおなかを、ポンとひとつ叩きました。
形勢不利とみたオコゲ総帥は、その手のひらを顔の前のあたりに持ってきて、“すんまへん”のポーズで
「ほな、お先」
と言って前かがみの姿勢で、コソコソ逃げ出しました。
「そんな殺生な」
ともたついて逃げそびれたコゲコゲラーに
「さて、へなちょこの必殺ワザ、お見舞いしようか」
とミスターさかいが、挑発します。
「に、肉汁アタックは、特殊効果が大変だから・・・」
と両手のひらをミスターさかいに向けて、許しを請います。しかしミスターさかいは
「遠慮するな。必殺肉汁アタ〜ック！！」
と叫んで、コゲコゲラーが言っていた特殊効果の光の飛び交う中をジャンプ攻撃しました。
「遠慮なんかしな〜い、コゲ〜〜〜」
と叫びながら、コゲコゲラーは一発で吹っ飛び、
「コゲッ」
の一言を最期に、のびてしまいました。
画面右半分にオコゲ総帥が大写しで、その肩越し左側ほんの１０メートルほど後ろに仁王立ちのミスターさかいと、のびたコゲコゲラーが映っています。
ちょっと振り返って、
「あ〜、もう負けよった。まあ、自分がまいた種やし。帰ろ〜」
と言って、カメラ目線でにっこり笑って、そして歩いて行きました。
あ、あのね、コゲコゲラーを置いて、このまま行ってしまうのオコゲ総帥？9週程前の「美しい師弟愛」は何だったの？も〜、これだから女心ってのは、ブツ、ブツ、ブツ・・・・・
「意外な弱点を持つ平成のヒーロー、がんばれミスターさかい」
とナレーションが流れ、ミスターさかいが電動スクーターに乗って走る姿と、優子が微笑む顔の映像が短い時間流れて、おしまいとなりました。
それでは、また。
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