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第3話宝物を取り返せ!〜前編〜というタイトルからはじまりました。 
坂井大輔がコーヒー屋さんに入ると、「いらっしゃいませ」の声があり、カウンター越しに「ホットコーヒーをひとつ」と注文します。 
紙コップのコーヒーを出した店員がまどかちゃんでした。 
白の半そでTシャツに、四角い胸あてのついた膝のあたりまである濃紺のエプロン、そして黒っぽいパンツに紫がかったピンクのスニーカーという格好でした。 
普段、自分のお店でもこんな感じかなと思うぐらいに、自然でした。 
 
「あれ、俺とどこかであってません?」 
「ま、まさかぁ、きゃはははは」 
「そうですか。おかしいなあ」 
という会話のあと、コーヒーを受け取った坂井大輔は席につき、好意を寄せる彼女のことを思いながら、コーヒーを飲みます。ここでナレーション。 
「ペットショップオーナーのひとり娘、ゆう子をひそかに思う坂井大輔、彼こそは焼肉ヒーローミスターさかいなのだ」 
とはいります。このひとは、V6の森田剛さんと音楽プロデューサー小室哲哉さんをあわせたような顔です。 
 
「ごちそうさま」 
「ありがとうございました」 
とあって、坂井大輔が去り、テーブルをふいたまどかちゃんは 
「ふぁ〜、もう少しでオコゲ総帥とばれるとこやったわ〜」 
とつぶやきます。そして足元に坂井大輔のあこがれる、ゆう子の写真が落ちていることに気づきます。拾ったまどかちゃんは、 
「なるほどねえ〜」 
といいながら、遠くを見る目つきとなります。そして場面が変わります。 
 
川沿いの土手の道を 
「今日こそ、ゆう子さんをデートに誘うぞ」 
と言いながら歩く坂井大輔は、写真をなくしたことに気づきます。 
そこへなぜか突然コゲコゲラーが写真を手にして出現。 
「探し物はなんですコゲー」 
といって写真にコゲコゲ光線銃を向けます。 
「そ、それは俺のゆう子さん」 
「おっと、一歩でも動いたら大切な写真が真っ黒こげだぞ」 
「ひきょうだぞ、コゲコゲラー」 
「なんとでもいえ」 
というやりとりのあと、コゲコゲラーが坂井大輔に襲いかかります。 
右手を地面につけ、左手で攻撃を受ける中腰のかたちで 
「このままでは、ミスターさかいに変身できない」 
とピンチの坂井大輔に 
「絶体絶命の坂井大輔、はたしてどうなるミスターさかい」 
のナレーションがはいって続くとなりました。タイトルの宝物とは写真のことです。 
 
ところで下の書き込みで馬の名前を書き落としましたが、「ホーマンキタン」と、もひとつ大胆に「ホーマンタン」を提案します。雑誌フライデーの予想でも、先日のレースでホーマンアピールに○をうっていたひとがいました。結構強い馬みたいですね。 
 
それでは、また。 
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